ますメモ

おもに漫画について思ったことを書きます。本の感想もときどき。

漫画雑誌の付録CDに求めるもの~今月のゲッサンの付録CDがちょっと残念

毎月、漫画雑誌をいくつか購入していますが、

最近のお気に入りは小学館ゲッサンです

楽しみにしている漫画がたくさんあります。

特に以下の漫画に注目しています。

  ・信長協奏曲

  ・放課後さいころ倶楽部

  ・ふだつきのキョーコちゃん

  ・アオイホノオ

  ・LES MISERABLES

他にも短期集中連載や読み切り、そして隔月付録の小冊子の質が高く、かなり満足しています。

 しかも今月号(2014年10月号)には信長協奏曲のドラマCDが付いています!

声優好きの私としては、ドラマCDが付録だとテンションがあがります。

ゲッサン 2014年 10月号 [雑誌]

ゲッサン 2014年 10月号 [雑誌]

 

 

信長協奏曲の付録ドラマCD

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収録内容は、アニメでは描かれない「浅井家滅亡」の回。

コミックス第9巻に収録されている第50話です。

内訳は、ドラマ本編が12分、キャストトークが25分

アニメは見ていないので、今回初めて声優さんの演技を聴きました。キャスティングはイメージと違っていましたが、ドラマはまあまあでした。

明智光秀役の梶さんと、浅井長政役の木村さんが意外と落ち着いた演技をされていて良かったです。あと、茶々と初の声が可愛かった。

で、残念に思ったのはキャストトークです

声優のみなさんがワイワイ楽しそうにしているのはいいのですが、中身がちょっと物足りませんでした。

 

私がキャストトークに求めるもの

特定の声優さんが好きなだけなら、キャストトークの内容はその声優さんのプライベートが垣間見えるものであれば何でもいいと思うんですよ。

でも私としては、せっかくドラマCDに収録されているんだから、「それぞれの声優さんが作品をどう解釈したか、演じる上で何に気を付けたか」などをたっぷり聴きたいんです。

今回のCDにもそういう感想を言う箇所もあったのですが、すぐに周りが茶化して騒ぐという流れになってます。ちょっと残念に思いました。

コミックスの第11巻はドラマCD付特装版を購入してあるのですが、聴くのが怖い。

 

雑誌の付録としてのドラマCD

私なりに、今回のゲッサン付録ドラマCDを考察。

まず、ゲッサンの読者層は、ドラマCDを楽しむ層とは異なると思うので、それを考えて値段は据え置くべきだったと思います。これがZERO-SUM読者なら何の文句も出ないのでしょうけど。

声優だけが目当ての人は満足できると思いますが、アニメから雑誌への流入を狙う場合も、その逆も、ドラマ部分をもっと充実させて、キャストトークはもっと真面目なお題にして欲しかった。

 

いろいろ書きましたが、付録CDは大歓迎なので、また機会があれば付けて欲しい。でもゲッサンの場合は小冊子を付けてくれればそれで大満足なので、CDは他の雑誌に期待します。