週刊少年ジャンプが電子配信開始~でも紙版を買いますよ
週刊少年ジャンプが2014年43号から電子配信を開始しましたね。
私がついこの前、41号から紙版を買い始めたというのに・・・
集英社の看板マンガ誌「週刊少年ジャンプ」が、22日から電子配信を始めたことが明らかになった。今後は雑誌(紙媒体)と同じ発売日の午前5時に配信する。
価格は単体300円、月額900円。
単体購入は紙媒体(260円前後)よりもやや割高になるが、
デジタル限定でカラーマンガを掲載するなどして差別化を図る。
単体価格が紙版より高いということで、ネット上では文句が多く出ているようですが、そう思う人は定期購読すればいいよね。電子版のほうが100円ほど安いし。
ジャンプと言えども年々印刷部数は減少し、現在は267万部ほどです。あの手この手で売ろうとするのは当然です。週刊少年ジャンプって内容的には小学生~中学生向けではありますが、読者層としては大学生や社会人もかなり占めていそうですよね。今回の電子版は「店に買いに行くのが手間」「買い忘れることがある」「紙版はゴミが増えるから嫌」と考えている人には好さそうですね。
電子版を配信するなら作品単位で売って欲しいという意見もありますが、雑誌としてはそれはやるべきではないでしょう。そんなことをしたら、ONE PIECEや暗殺教室などの人気作品が売れるだけで、新しい作品・漫画家が育ちません。読者もせっかく雑誌を買ったんなら、お目当ての作品のついでに他の作品も読んでみればいいと思います。自分好みの作品が見つかるかもしれませんよ。とは言え私も「これ読むの時間の無駄か?」とよく思いますが・・・。
週刊少年ジャンプの電子版は遡って27号から購入できるようです。
それでも私は紙版を買いますよ
電子版はいろいろ便利そうなんですけど、やっぱり紙版で買います。
理由は、電子書籍を信用できないから。専用アプリや専用ブラウザがないと読めないのは嫌なんです。ファイルを売ってくれればいいけど、どうせ保護がかかってるでしょ。当たり前ですが。
私は漫画雑誌は自炊してSONY Readerで読んでいます。雑誌を捨てるのをためらいたくないから。
週刊少年ジャンプは今のところ紙版をそのまま読んでいますが、自炊する価値ありと判断したら自炊します。
紙版を買うもう一つの理由は、好きな作品のカラーや面白かった読み切りを切り取って保存したいから。
まあ要するに物欲です。
漫画雑誌が売れればそれで良い
漫画雑誌に望むものや付き合い方は人それぞれですが、一人でも多くの人が漫画雑誌を買うようになればいいなと思います。
なので、今回週刊少年ジャンプの電子配信開始が話題になったことは喜ばしい。なんだかんだ最も売れている漫画雑誌なので当然でしょうが。
今月から、コミックZERO-SUMも電子配信が開始されましたよ。気になっている方はこれを期にぜひ!(こちらは紙版が650円、電子版552円ですよ)