ますメモ

おもに漫画について思ったことを書きます。本の感想もときどき。

思い入れのある絵本

子供の頃に大好きだった絵本を少しずつ買い集めています。

つい先日も本屋で偶然見つけて幸せな気分になったので紹介します。

たむらしげるさんの「へんてこハウス」です。

へんてこハウス

1982年発行(岩崎書店)で、今年になって復刊ドットコムから出版されたようです。

すばらしい (^ω^)

たむらしげるさんと言えば、ちょっと前だとTBS「ブロードキャスター」のオープニングのイラストを描いた方です。若い世代だと、三省堂の中学英語の教科書「NEW CROWN」の表紙の絵といえば分かるかな。

 

へんてこハウス

表紙の絵はミツバチが喫茶店を作っているところです。

絵本の中身では、カエル、コウモリ、コガネムシなどの生き物たちの家が紹介されています。全てひらがななので対象年齢は小学校2年生くらいかな。

読み返してみると、「あれ?思ってたよりアッサリしてるな」と感じました。思い出の中ではもっともっとごちゃごちゃ描いてあるイメージだったんだけどな。きっと子供の頃は想像力でだいぶ補っていたんだろうな。

そして、子供の想像力を掻き立てるような絵本を作れるたむらしげるさんは本当にすごいと改めて思いました。

子供の頃は何度も何度も読み返して、自分の知らないところで虫たちが楽しく生活しているところを想像してワクワクしていました。アリの巣の観察にちょっと似た感覚ですかね。

 

絵本の思い出

子供の頃に何度も読んで思い入れのある絵本は、たぶん10冊くらいです。子供の感覚と大人の感覚は違うので、小さいうちにもっとたくさんお気に入り絵本に出会えていたら良かったなと、少しだけ後悔してます。

小さいお子さんのいるお母さんは、今のうちに図書館や本屋さんに何度も連れて行ってあげて、素敵な絵本をたくさん見せてあげるといいと思います。

 

気になる絵本

「へんてこハウス」のカバー折り返しのところで宣伝されている絵本。「うちゅうスケート」は来月発売です。こう並べてみると、夜のシーンばっかりですね。青が素敵。

うちゅうスケート

うちゅうスケート

 
ながれ星のよる~ランスロットとりんごの木 (fukkan.com)
 
一千一秒物語

一千一秒物語