今週聴いたCD [2014年12月13日]
衆院選の開票速報面白かったですね。自分が投票した方は小選挙区では落選しましたが、比例で復活しました。でも小選挙区で当選していたら政党の議席が一つ増えたと思うと、ちょっと悔しい。
さて、USENの「NEW DISC」「大人の名盤BOX」チャンネルで聴いたCDの紹介&感想です。聴いたチャンネルは過去記事参照↓
評価(好み度)は10段階で標準が3です。
新譜
- アーティスト: テイラー・スウィフト,マックス・マーティン,ライアン・テダー,イモージェン・ヒープ,ジャック・アントノフ,シェルバック,アリ・パヤミ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/10/29
- メディア: CD
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★★★★☆☆☆☆☆☆
ポップス。テイラー・スウィフトの5枚目のアルバム。世界中で大ヒット中で、「3作連続でアルバムの初週売り上げが100万枚超えを果たした唯一のアーティスト」だそうですよ。ノリがよくてキャッチーな曲が多いので、とても聴きやすいです。Amazonのレビューでは評価がバラついていますが、いいアルバムだと思います。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ポップス。The Ting Tingsは2007年に結成されたポップ・デュオです。映画「スラムドッグ$ミリオネア」で代表曲の「Great DJ」が使用されたようです。今回のアルバムは3枚目。軽めでノリの良い曲が心地良いです。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ヒップ・ホップ。T.I.はアメリカのラッパーです。私は全然知りませんでしたが、すごいCD売上を誇るようです。「グラミー賞3冠、全世界トータル・アルバムセールス1400万枚、トータル・シングルセールス3000万枚を誇る」ですって。すごい。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ポップス。ルーマーはイギリスのシンガー・ソングライターで、パキスタン出身です。中低音のまろやかな声です。カーペンターズのような歌声です。2010年のデビューアルバム「Seasons of My Soul」はイギリスで50万枚も売れたようです。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
オルタナティヴ・ロック。スコットランドで結成され1986年~1990年に活動していたバンド。ニル・ヴァーナーのカート・コバーンがファンだったことで再評価され、2008年に再結成。4年ぶり3枚目のアルバムです。いわゆる昔ながらのロックという印象。
Chicago Winds the Saga Continues
- アーティスト: Dave Hollister
- 出版社/メーカー: Ent. One Music
- 発売日: 2014/10/21
- メディア: CD
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★★★★☆☆☆☆☆☆
R&B。デイブ・ホリスターはベテランのR&Bシンガーだそうです。このアルバムは6年ぶりのソロアルバムで、Yahooニュースでも紹介されていたみたいです。
Yahoo!ニュース - デイヴ・ホリスター、6年ぶりソロ新作はウォーリン・キャンベル監修 テディ・ライリーも参加 (bmr.jp)
初めて聴きましたが、どの曲も聴きなれた曲のようにすっと耳に入ってきます。ボーカルもコーラスも美しく、ムードがあります。
★★★★☆☆☆☆☆☆
R&B。ニコール・シャージンガーは、元プッシーキャット・ドールズ(The Pussycat Dolls)のメイン・ヴォーカリストだそうです。2枚目のソロアルバム。軽快でお洒落な感じのするアルバムです。
★★★★★☆☆☆☆☆
ソウル。カルメン・ヘンドリックスは南アフリカ出身のシンガーソングライターで、5歳の頃にはステージで歌っていたそうです。オーストラリアを代表する歌姫。なんでしょう、すご~く洗練されている感じがします。かっこいい。
★★★★★★☆☆☆☆
JAZZ。「スイスの人気アルトサックス奏者=ジョルジュ・ロベールと、世界的なピアノの巨匠=ケニー・バロンによる珠玉のデュオの新作」です。先週紹介したウォルター・スミス三世も良かったですが、このアルバムもとても良かったです。こちらのほうがムーディで大人な感じです。
全然Japanese Gardenのイメージではありませんが、いい曲です。
George Robart & Kenny Barron - Japanese Garden - YouTube
キープ・ミー・イン・ユア・ハート・フォー・ア・ホワイル~ベスト・オブ・マデリン・ペルー
- アーティスト: マデリン・ペルー,サム・ヤエル,ゲイリー・フォスター,ディーン・パークス,サイラス・チェスナット,マーク・リーボー,ティル・ブレナー,クリストファー・ブルース,ラリー・クライン,デューク・マクビニー,リー・ソーンバーグ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/11/05
- メディア: CD
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★★★☆☆☆☆☆☆☆
JAZZ。シンガー・ソングライターであるマデリン・ペルーの初のベストアルバム。落ち着いたまったりした曲で、懐かしい感じがしました。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ジャンルは何でしょう?JAZZチャンネルで紹介されていましたが、いろいろ混ざっている感じがしました。トニー・アレンはナイジェリア出身のドラマーで、これは10枚目のアルバムです。アフリカの民族音楽の要素も含まれており、繰り返されるリズムが耳に残ります。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
グアナカステのセレナータ(20世紀中頃の中米コスタリカの太平洋に面するグアナカステ地方で、エクアドルのパシージョとメキシコのボレロの影響を強く受けて生まれたとされる音楽だそうです)。このような楽曲を集めて様々なアーティストが再現した作品集です。ギター、マンドリン、マリンバの音色が心地良い。
- アーティスト: マルタ・バルデース,MARTA VALDES
- 出版社/メーカー: ディスコ・カランバ/アオラ・コーポレーション
- 発売日: 2014/10/05
- メディア: CD
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★★★☆☆☆☆☆☆☆
フィーリン(50年代に流行したキューバの歌謡音楽)というジャンルだそうです。初めて聞くジャンルです。1934年生まれのマルタ・バルデースが1991年に録音していた楽曲の世界初のCD化だそうです。 ギターの弾き語りです。中低音のボーカルでまったりしたい夜にぴったりのアルバムです。
- アーティスト: バルトリ(チェチーリア),バッゾーニ(シルヴァーナ),スイス・イタリアーナ合唱団,ラウパッハ,ファソリス(ディエゴ),ボネッキ,バロッキスティ(イ),ファブレッティ(ピエル・ルイジ),ジュフレディ(コラード),ブロッリ(マルコ),グジョン(ジャン=マルク)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/11/05
- メディア: CD
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★★★★☆☆☆☆☆☆
クラシック。 ロシアの女帝達(アンナ、エリザヴェータ、エカチェリーナⅡ世)のために書かれたアリア集。200年以上劇場に眠っていた曲を世界発録音だそうです。なんかすごいですね。チェチーリア・バルトリはメッゾ・ソプラノ歌手です。ソプラノ歌手の歌声は結構好きなのですが、オペラCDだと一部だけなんですよね。その点このアルバムは全部歌なので、脳天を突き抜けるような心地よさを堪能できました。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
クラシック。トリオ・ワンダラー 「ピエルネ:ピアノ三重奏曲/フォーレ:ピアノ三重奏曲」(Amazonの商品タイトルがなんか違う)。トリオ・ワンダラーはヴァイオリン、チェロ、ピアノを演奏するフランス出身の3人組です。特に3つの楽器の調和が美しく、優雅な気分になれます。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
クラシック。イゴール・レヴィットはロシア出身の27歳。6歳の頃からオーケストラと共演しているそうです。そしてドイツの音楽大学を歴代最高成績で卒業しているようです。天才ですかね。前作の評判も非常に良かったみたいです。BGMにもぴったりな優しいピアノの音色です。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
モーニング娘。は初期~全盛期の頃に聴いていた(学生の頃流行っていたので、友達がよくカラオケで歌っていました)くらいで、最近の曲をちゃんと聴くのは初めてです。AKB48をあまり良く思っていないので、対抗馬的な位置のモーニング娘。には好感を持っています。が、いい曲じゃなかったです。聴きなれないEDM風の曲ばかりで、全然心地良くない。もっとキャッチーな曲もあれば良かったのに。つんくじゃない人が作っているのかと思いきや、作詞作曲つんくでした。う~む、もったいない。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
韓国の男性アイドルグループBIGBANGのD-LITEという人のソロアルバムです。山本リンダの「どうにもとまらない」など日本の歌謡曲のカバーです。声もいいし歌も上手い。でも「なんでこの人、日本語の歌うたってんの?」と疑問に思ってしまって、あまり好きになれませんでした。この方に限らずですが、韓国人の歌手は日本でももっと韓国語で歌えばいいのに。日本語で歌われると、媚びているように見えてしまう。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
いい歌なんでしょうけど、失礼ながら「もっと上手い人が歌えばいいのに」と思ってしまいました。
★★★★☆☆☆☆☆☆
知らなかったのですが、ラルク・アン・シエルのhydeとOblivion dustのギタリストK.A.Zのロックユニットだそうです。ジャンルはハードロックです。ラルクのアルバムは最初の5枚目まではもう繰り返し繰り返し聴く程好きでしたが、曲調がポップになってからは全然聴いていません。今回久々に歌声を聴いて、やっぱり声や歌い方が好きだなぁと再確認しました。ハードロックに合ってますね。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
メジャー1stアルバムですが、通算6枚目です。インディーズ時代が結構長いんですね。2013年にはインディーズアーティストでは異例の武道館単独弾き語りライブを行ったそうです。か細い声ですが、等身大の普通の女性の気持ちを素直に表現している感じが良かったです。今後結構売れそうな気がします。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
「JAY’EDのフィーチャリング・ワークスを厳選収録したコラボレーション・アルバム」ということで、男女様々なボーカリストとのデュエット曲が収録されています。JAY’ED自体は上手いのですが、一緒に歌っている女性ボーカリストとバランスが取れていないように感じる曲が何曲かありました。
名盤
★★★☆☆☆☆☆☆☆
1980年リリース。松山千春のアルバムを聴くのは初めてです。ヒット曲はテレビで何曲か聴いたことがあります。いい声だし上手いですね。すーっと心に沁みる歌声です。
★★★★★☆☆☆☆☆
1977年リリース。2枚目のアルバムです。矢野顕子はほんと独特ですね。めちゃめちゃ楽しそうに歌うなぁ。すばらしい。「行け柳田」という曲は読売ジャイアンツの当時の打順を曲に載せて言っていくだけのものですが、すごくウキウキします。
★★★★★☆☆☆☆☆
1982年リリース。11枚目のオリジナルアルバム。火曜サスペンス劇場の主題歌である「聖母たちのララバイ」も収録されています。代表曲くらいしか聴いたことなかったのでえすが、上手いですね!歌い方に癖があまりなく程よい距離感です。これがベストアルバムじゃなくてオリジナルアルバムとは驚き。
- アーティスト: イエス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2010/05/26
- メディア: CD
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1971年リリース
1972年リリース
★★★☆☆☆☆☆☆☆
先月来日したイエスの代表作2枚。イギリスのプログレッシブ・ロックバンドです。1994年リリースのアルバム「Talk」は高校生の頃に兄にダビングしてもらったカセットテープを良く聴いていました。結構好きだったはずだけど「こわれもの」「危機」は、いまいちでした。爽やかさが足りない感じ。
まとめ
今週は27枚のアルバムを聴きました。最も気に入ったアルバムは今週もサックスのJAZZ、ジョルジュ・ロベール&ケニー・バロン「グッド・ライフ!」でした。これからJAZZを聴こうかと思っている人は、とりあえずこのアルバムを買うといいかもしれません。
R&Bも好きな感じのアルバムばかりでした。いろいろ聴いて思うのですが、いい音楽ってたくさんありますね。