年明けの瞬間をどう過ごすか
明けましておめでとうございます。
年末年始は、12月29日~1月5日に実家の高知でまったり過ごしました。
主に姪っ子とままごと遊びをしていました。
私は3人兄弟の末っ子で、2つ上に姉、4つ上に兄がいます。
年末は姉夫婦と兄夫婦が帰ってきてワイワイと過ごします。
昨年の11月の兄夫婦に第2子が誕生したため、今回の帰省は見送りになりました(兄夫婦は東京在住)。
年越しそばをいつ食べるか
私の家では、小さい頃から年越しそばは年が明ける瞬間に食べています。
(大みそかの昼食や夕食に年越しそばを食べる人達がいることをテレビで知った時は驚いたもんです)
ダラダラとなんとなく紅白歌合戦を見て、ゆく年くる年が始まる頃に蕎麦を作り始めます。そして、蕎麦を食べながら新年を迎え、「明けましておめでと~」と家族で言い合います。
中高生の頃なんかは、姉と兄は別室で格闘技番組を見て、11時半くらいになると居間に現れて一緒に蕎麦を作っていました。
受験を控えていた高3のときは例外で、自分ルールで年明けの瞬間は勉強をしていました(勉強をしながら年明けを迎えると良いことがありそうな気がして)。
今回の年明けの瞬間
紅白歌合戦って学生の頃は楽しみにしていたのですが、今は出演歌手に全然興味がないので番組自体はさほど楽しみではありません。
でも、父が「なんだ最近の若いやつは。こんなんばっかりか」と文句を言ったり、母が「藤あやこと氷川きよしが出てきたら呼んで」と炊事を続ける感じがすごく好きで、その雰囲気を味わうために帰省しているようなもんなんです。
それが、今回の大みそかはちょっと違いました。
いつものようにダラダラと紅白歌合戦を見ようとしていたら、父が別のチャンネルに替えたいと言い出しまして…
うちの父は本当にテレビが好きで、家にいるときはずーっとテレビを見ているほどです。一時期はゴルフチャンネルばっかりで、最近は韓流ドラマの時代劇をよく見ています。
チャンネル主導権は父にあるので、そこは譲って私は別室で別の番組を見たり本を読んだりして過ごしました。
そろそろ「ゆく年くる年」が始まるだろうという時間に居間に行くと、父がなんとBSで一挙放送されている「ロード・オブ・ザ・リング」を見ているではありませんか。
3部作を午後4時~午前1時まで放送するというやつです。
私はこの作品をまだ見ていないし、映画をテレビでなんとなく見るのが嫌なんです!
さすがに年越しの瞬間はチャンネルを換えてくれるだろうと思っていたのですが、願い叶わず。
不貞腐れた私は、自分の蕎麦を持って別室で食べました。
心配して来てくれた姉と一緒に(義兄は疲れきってすでに就寝)。
「年明けの瞬間を、そんなの関係なく映画を観続けるってどういうことだ。学生じゃあるまいし」と憤慨しましたが、まあ私が思うほど、父にとっては年明けの瞬間は大切ではなかったんでしょう。
元日も引き続き不貞腐れていましたが、2日にはなんとなく仲直りしました。
まあ、なんだかんだすごく楽しい年末年始でした。
今年もよろしくお願いします。