ますメモ

おもに漫画について思ったことを書きます。本の感想もときどき。

オーディオブックのすすめ~耳がフリーの時間は意外と多い

みなさん、オーディオブック聴いてますか?

今日は、私がオーディオブックをおすすめする理由を書きます。

 

よく「隙間時間で勉強をする」と言いますよね。私もちょっとした待ち時間には読書をしたり、英単語を覚えたりしています。

電車通勤の方は、電車の中で読書をしたりネットで情報収集したりしているでしょう。

 

しかし、オーディオブックはその隙間時間すら必要ないのです!

「車通勤時」「本すら開けない満員電車の中」「ジョギング中」の利用が一般的ですが、他にも、生活の中で、目は使っているけど耳は使っていない時間が実はかなりたくさんあります。

例えば、朝起きて顔を洗っているとき、蒲団をたたんでいるとき、食事の準備をしているとき、洗濯物を干しているとき、服を着替えているとき、化粧をしているとき、食器を洗っているとき。大して頭を使っていない時間ばかりです。こういう時間を利用して情報収集できればお得ですよね。

家族と住んでいる方は難しいかもしれませんが、一人暮らしの方は耳がフリーになっている時間は全てオーディオブックを聴いて過ごすことをおすすめします。

 

オーディオ機器は何を選ぶか

イヤホンで聴くのもいいのですが、洗顔や着替えのときには邪魔になるので、基本はラジカセです。iPodウォークマン用のスピーカーでもいいと思います。

ここで注意点ですが、高価なスピーカーはダメです。あの類は自分がベストポジションにいれば素晴らしい音なのですが、隣の部屋にいったりウロウロする場合には適しません。 

私が使っているのはこれの型番が古いもの。値段は4,000円ほどで、外部入力端子付き←コレ大事です。

東芝 CDラジオ (グレー) TY-CR22(H)

東芝 CDラジオ (グレー) TY-CR22(H)

 

外部入力端子が付いているので、ライン接続でiPodやPCの音声を出力できます。 

 

さらに私の場合は、お風呂でも聴けるようにしてあります

お風呂につかりながら読書をする人は多いと思います。それはそれでいいんですが、髪や体を洗っているとき暇じゃないですか? そこでやっぱりオーディオブックです。

これまでに防水CDプレイヤーや防水iPodスピーカーを利用したことがありますが、あれは結構壊れ易く、どちらも1年ともちませんでした。値段も数千円~1万円超と決して安くはないので、そうそう買い替えるわけにもいきません。

そこで試したのが、100円ショップで売っている耳元スピーカー。アンプが内臓されていないのでラジカセのイヤホンジャックに接続してラジカセの音量を最大にして使用します。スピーカー本体はお風呂の中に置いて、コードをドアの下の方にある空気を入れる隙間から外に出します。コードの長さが足りないので、延長コードでつないでいます。このお風呂スピーカーは常時接続しているわけではなく、お風呂から出たらコードを外してくるくるまいてドアノブにかけておきます。

100円ショップのスピーカーは2年ほど使用しても壊れませんでした。現在はデザインが気に入ってオーディオテクニカのスピーカーを使用しています。880円です。

audio-technica モノラル手元スピーカー AT-MSP3TV WH

audio-technica モノラル手元スピーカー AT-MSP3TV WH

 

 

何を聴くか

自分の好きなものを聴けばいいと思いますが、いくつか紹介します。

(1)自己啓発本やビジネス書

Febeがおすすめです。「スタンフォードの自分を変える教室」「7つの習慣」など海外の自己啓発成功哲学本が200件以上もあります。

オーディオブック配信サービス - FeBe(フィービー)

私自身はこの類のオーディオブックは聴いたことがないのですが、Febeのサイトでは視聴ができるので、気になったものは視聴してみるといいと思います。ダウンロードの際には、通常版と倍速版が選べるのもいいですね。

(2)文学作品

夏目漱石森鴎外など、教養として読んでおきたい文学作品をどれだけ読んだことがありますか?私自身は中学・高校時代はほとんど読書をしてこなかった(記憶に残っているのはロードス島戦記アルスラーン戦記のみ)うえに、大学は理系だったので、いわゆる文学作品といわれるものをほとんど読んでいない状態でした。大人として恥ずかしいしもったいないと思ったのがきっかけで、文学作品の朗読CDをいろいろ聴きました。

文学作品はFebeやiTunes Storeなど多くのサイトでオーディオブックを扱っていますが、最も外れがないのが新潮CDです。

新潮CD|新潮社

江守徹さんや橋爪功さんなどのプロの役者が朗読しているので、朗読自体も味わえます。安いからといってセミプロレベルの朗読者のものを聴くと、作品に集中できない可能性があるので注意です。

(3)一般文芸作品

これは娯楽の部類に入りますが、有線放送で「耳で読む文芸/ミステリー」というチャンネルがあり、文芸作品の朗読がたくさん放送されています。浅田次郎「地下鉄に乗って」、湊かなえ「告白」、伊坂幸太郎「死神の精度」などなど、売れている文芸作品から直木賞受賞作まで多くの作品の朗読が聴けます。

Febeでも文芸作品はいくつか扱っており、今一番人気なのが「海賊とよばれた男です。こちらはまだ、正月にラジオで放送されたダイジェスト版しか聴いていないのですが、かなりクオリティが高いです。

(4)ラジオ

私自身は情報収集の目的でラジオ番組を聴いていないので詳しくないのですが、時事問題なら「荻上チキ・Session-22」とかいいかもしれませんね。

荻上チキ・Session-22

教養番組としておすすめなのが、NHKラジオ第二の「カルチャーラジオ」。文学や歴史の専門家が一般人向けに分かりやすく解説してくれているので、とても面白いです。週1回の放送で3か月で1テーマです。曜日によって、歴史・文学・芸術など扱うテーマが異なります。

カルチャーラジオ 歴史再発見|NHKラジオ第2 文化番組

Febeで扱っている「ヴォイニッチの科学書」という科学番組もおすすめです。サイエンスコミュニケーターの方が毎週最新の科学情報を解説してくれます。分かりやすいし聴きやすい。

娯楽としては、お笑い芸人の番組がおすすめです。私自身は「髭男爵山田ルイ53世ルネッサンスラジオ」「有吉弘行のSunday Night Dreamer」を聴いています。楽しみのためだけに聴いていますが、もしかしたらトーク力UPに役立っているかもしれません。

 

まとめ

どうですか?時間を改めて作らなくても、本を読み終えたり情報を収集できたりするのってどう考えてもお得ですよね。

オーディオブック生活、おすすめです。

有益なラジオ番組があったら教えてください。

それと、朗読CDやラジオドラマの感想ブログも細々と運営しておりますのでぜひ覗いてみてください。