色使いが素晴らしい、「たいようのきゅうでん」
図書館で偶然手に取った絵本が気に入ったので紹介します。
2014年10月に復刊ドットコムから復刊された絵本です。
旅人が森の中で偶然見つけた宮殿に一晩泊めてもらう話です。その宮殿は実は太陽が住んでいる家で、太陽が作ってくれたスパゲッティをお客さんの星達とともに食べます。
この絵本は、中身の絵も表紙と同様に黄色や赤などの原色をふんだんに使っています。原色で構成された絵は疲れるイメージがあったのでこれまであまり好きではなかったのですが、この絵本はそれを打ち消す魅力があります。
原色を使っているのでとってもパワフルなんですが、全体的に静かなイメージなんですよ。不思議です。
そして1枚1枚の絵が本当に美しい。何度見ても飽きません。
(Amazonのサイトで中身が数ページ見られるのでぜひどうぞ)
この絵本は元々は、学研おはなしえほん10「たいようのきゅうでん」として1981年に発行されたようです。
ちょうど私と同じ年代の人(40歳前後)が子供の頃に夢中になった絵本のようです。太陽の作るスパゲッティがとても印象的だったみたいです。
全て平仮名で書かれている絵本なので「すぱげってぃ」と書かれていて、これが余計に魅力的なんですよね。
三輪滋さん
作者の三輪滋さんは1941年生まれのイラストレーターです。
谷川俊太郎さんとの絵本も何冊か描かれています。
何度も読みたい
今回紹介した絵本は、図書館で借りて何度か読みましたが、今後も何度も読みたいので購入しようと思います。
今日はTHE MANZAIと選挙の開票速報があるので、CDの紹介は明日します。