切手知識で事件を解決「キッテデカ」
さっき読んだ漫画が面白かったので紹介します。
新刊コーナーに置いてあった第2巻を見て「面白そう!」と思ったんですよ。だって犯罪捜査に切手の知識が役立つなんて、どんな方法なのか気になってしょうがない。というわけで、とりあえず第1巻を買ってみました。
原案は高橋遠州。作者は「ミスター味っ子」「将太の寿司」「喰いタン」の寺沢大介。
キッテデカ
主人公の前島郵雅は筋金入りの切手マニア。父のツテで警視庁刑事部特別捜査室に勤務しているのですが、勤務時間中は切手の整理や研究をしてのほほんと過ごしています。上司に怒られても全く悪びれません。そんな前島のマニアックな切手知識が事件解決に大いに役立ちます。
切手収集家なら知っている国名表記の知識、郵便料金改定日と消印の関係など、切手以外の郵便に関する蘊蓄も満載です。
一話完結型で、どの話から読んでも楽しめます。
お気に入りポイント
まずはやはり切手蘊蓄によって知識欲が満たされる点ですね。
切手収集したくなります。子供の頃は兄姉と一緒にほんの少し切手収集していましたが、小遣いの範囲内で買える切手なんて限られているので、わりとすぐに飽きてしまいました。今ならできるんじゃないかと思ってしまいますが、そうとう奥深そうでお金もかかりそうなのでちょっと考えちゃいますね。
それと、主人公が可愛いです。顔も可愛いのですが、切手マニアとしての言動が良い。
取材先の郵便局での第一声が「今日発売のふるさと切手10シートください!」だったり、「情報提供者に会いに行く」と言って出掛けた先が切手屋だったりします。笑っちゃいました。こういう軽いノリが楽しい。
あと表紙も好きです。配色とかデザインが好み。
これは表紙買いして当たりだわ~と思っているのですが、実はこれ2巻で終了のようです。うわ~ん。10巻くらいは続けて欲しかった。面白いのになんで終わってしまったんでしょう?ネタ切れか作者の興味が失せたからか?
理由は分かりませんが、週明けに第2巻買ってきます。
書店でこんなものを発見↓ すごく気になる。
追記(2014.9.23)
第2巻読みました。
今回も濃い内容でした。
そしてやっぱり主人公の前島がカワイイ。
マニアックな人のわけの分からない発言ってイイですね (っ´ω`c)
ラストは尻切れトンボで終わるのかと思いきや、切手や郵便を利用する人口が減ることなどにも言及しており、うまくまとまっていました。
第1巻の内容ですが、このシーンもカワイイ ↓
切手収集家って男性がほとんどだと思いますが、「小さくて可愛い」というのも魅力の一つになっていたとは驚きです。これは女性にも向いている趣味かもしれません。やっぱり少しでもいいから、切手収集してみようかと思います。
私の場合、漫画雑誌のアンケート葉書や全プレ応募をすることがあるので、一応常に切手は持ち歩いています(使う目的でですが)。
それがコチラ
500円切手の図柄が変わっておったわ。消費税が10%に上がったら、52円切手と82円切手も変更になるのかしら。そうするとちょっとレアな存在になるかもしれませんね。