ますメモ

おもに漫画について思ったことを書きます。本の感想もときどき。

猿の群れがカッコイイ、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」を観てきました

猿の惑星シリーズが大好きです。

「猿が人間の代わりに地球を征服している」という設定だけでも飯が何杯も食える状態です。

いわゆる「猿の惑星シリーズ」は以下の5作。

  1. 猿の惑星 Planet of the Apes (1968)
  2. 続・猿の惑星 Beneath the Planet of the Apes (1970)
  3. 新・猿の惑星 Escape from the Planet of the Apes (1971)
  4. 猿の惑星・征服 Conquest of the Planet of the Apes (1972)
  5. 最後の猿の惑星 Battle for the Planet of the Apes (1973)

最後の3作くらいはあまり評価は高くありませんが、そんなことはどうでもよくて、全5作トータルで本当に素晴らしい作品です。

 

この後、ティムバートン監督の 「PLANET OF THE APES/猿の惑星 Planet of the Apes (2001)」があります。面白かったのですが、ラストで「は?」となってしまって、いい印象がありません。

 

猿の惑星 新シリーズ

現在公開中の「猿の惑星:新世紀(ライジング)」は、2011年公開の「猿の惑星:創世記ジェネシス)」の続編にあたります。前作のラストが今作の冒頭に紹介されており、同じ猿も出てきます。

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前作も素晴らしかったのですが、今作もなかなか良かったです。大満足。

良いシーンはいくつもあったのですが、ネタバレになるのもあれなので、視覚的に好きな箇所だけ紹介します。

 
馬に乗っている猿

他の猿よりも地位の高い猿達が馬を乗りこなすシーンにゾクゾクしました。なんでしょうね。人間のやることを猿がやっているだけなのですが、猿が電子機器を使いこなすのとは違う種類なんですよね。車を運転したり機械を使うところまでくると行き過ぎていてフィクション感があるのと違って、馬に乗るのはもっと原始的な行為だからでしょうか。とにかく超絶にかっこよかったです。

 

群れで移動するシーン

毛の黒い猿が集団で素早く移動するシーンは圧巻でした。猿は人間と違って森の中を立体的に移動することができるので、よけいに迫力があります。映画では猿目線と人間目線がときどき入れ替わるので、猿目線での高揚感と人間目線での恐怖を同時に味わえるのも良かったです。

 

猿の目

猿の感情が人間のような目で表現されているのですが、人間以上に感情豊かに見えました。言葉が片言である分、言葉にはならない感情や思考を表現しているようでグッときました。

 

続編は、今作の監督であるマット・リーヴスと脚本のマーク・ボンバックが制作予定で、2016年公開だそうです。楽しみすぎる。

 

どのタイミングでBlu-rayを買えばいいんだ問題

前シリーズ5作と新シリーズ1作が収録されたBoxはすでに発売されているのですが、きっとまた出ますよね。そうすると、もう少し待ってから買った方がいいんじゃないかとも思うのですが、なんと今Amazonで¥3,964です。安っ!! 

前シリーズ5作のみのBlu-ray BOXも出てはいるのですが、一部に日本語吹き替えが入っていないなど、完全に満足できるものではありません ↓

かと思えば、前シリーズ第1作の吹替3種(DVD版、フジテレビ版、TBS版)入りが発売されましたよ ↓

希望としては、前シリーズ5作のBlu-ray BOXを吹替入りで発売してくれればそれでいいんだけど・・・