漫画のフルカラー版はどんどん作ればいいと思う
「ONE PIECE」「ジョジョの奇妙な冒険」を始め、フルカラー版コミックスが増えてきていますが、どんどん増やせばいいと思います。
ebookjapanの売れ筋ランキングを見ると、今は「ONE PIECE」「To LOVEるダークネス」「寄生獣」が人気あるみたいです。
なかには採算の取れない作品もあるのでしょうが、大幅黒字の作品がいくつかあれば補うことができるのではないでしょうか。
フルカラーコミックの利点
消費者目線
- 選択肢が増える(モノクロ版かカラー版か)
- 好きな作品は両方揃えてコレクター魂を満足させることができる
- 読みにくい漫画がカラーになることで読みやすくなる
雇用創出につながる
フルカラーコミックはいったい誰が塗っているんでしょうか?
専門の下請け業者がいるんでしょうか?
それとも、色指定などは出版社のスタッフが指示して、色塗りは専門学校生をアルバイトとして雇っているんでしょうか?
このへんはさっぱり分かりませんが、少なくともこれまでなかった新たな仕事が生まれているので、雇用創出につながっているんじゃないでしょうか。
薄給で馬車馬のように働かされている可能性もありますが・・・
どんな作品のフルカラー版を作ればいいか
個人的には原哲夫作品と「聖闘士星矢」 のフルカラー版が出ると嬉しい。
「花の慶次」はカラーが映えそうだし、「聖闘士星矢」は読みやすくなりそう。キラキラしてるクロスも見たいし。
しかし、フルカラーを喜ぶ層はどのへんなんだろう?
小学生の女子と男子は好きそう。だけど彼らの多くはスマートフォンやiPadなどを持ってなさそうだから、電子書籍のフルカラーコミックが出たところで買えないだろうな。
小学生女子向けの一番人気の漫画を、試しに紙版でフルカラーのものを出してみるというのはどうでしょうね。